~経絡と経穴の豆辞典~

◆経絡とは?

 経絡 (けいらく)とは、古代東洋の文化の中で、主に
■生存していく上で重要とされる気血の通路の総称
 として位置づけられております。
 この経絡という存在は、東洋文化から生まれた考えであり、その存在を科学的に、そして視覚的に証明する事が困難である為、神秘的なイメージが先行しているのが現状です。
 尚、経絡の経は経脈(けいみゃく)を経絡の絡は絡脈(らくみゃく)を表わし、この経脈と絡脈の総称が経絡として現代では位置付けられております。

経絡・経穴は本当に存在するのか?

 解剖学など現代科学的には、経絡の形態・組織などの存在が確認できていないのが現状です。
 しかし、WHOで定義されたように、経穴に現れる反応は、病状によりほぼ規則的な一定の反応を示す事も事実である為、今後も研究が必要であり、更なる可能性を秘めていると捕らえることができます。

経絡と神経の違いは?

 経絡の部位が神経の配置にかなり類似していますが、同じではありません。
 経絡は気血のとおり道と称されておりますが、神経と血管に絡むように配置されているものが多いのが、区別しづらい原因でもあります。
 また、経穴の大多数は、神経・血管に絡むように点在しております。

◆経穴とは?

 経穴とは、気の通り道である経絡上に点在する点とイメージするとわかりやすいかもしれません。
 一般的にツボとも呼ばれているが厳密的には異なります。
 生理機能や病気などで、体が正常でなくなると、その情報が体に影響を与え、特定の部位に知覚反応がおこることは確認されております。
 現在では鍼灸など、東洋医学の分野で反応部位を定義し、その可能性について世界的に研究されております。
 尚、1989年、WHOでは、世界的に経穴の称号の統一を計り、統一称号を発表しております。

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