南少林派気功の特徴は、気功の動きの中でも「とても静かでゆるやかな動きである事」が最大の特徴です。
では、なぜゆるやかな功法となったのでしょうか?
これは、南少林寺のお寺が、とても暖かい地域である中国の福建省にあるため、激しい動きの気功を好まなかった為、このようなゆるやかな動きが主体となっているという一説があります。
地域の特性と言えるかもしれません。
このゆるやかな功法を主体として構成された功法が「少林内勁一指禅」です。
この動きがゆるやかであるという事は、私のような高齢の者や、体力の弱い女性でも取り組みやすいという、大きな付加価値をもたらしました。
よく私が受ける質問のひとつに
「気功に興味はあるのですが、私の年齢からでもはじめられるでしょうか?」
という質問があります。
しかし、私が実際に指導してきた方は、私と同年代のご年配の方から、10代の方まで、実際に幅広い年代の方がいらっしゃいます。
年齢は幾つでも構いません。
当然性別も問いません。
気功は、正しい気功を実践しある程度の期間の練功を積むとによって、内気を感じ取ることが出来るものです。
特殊な能力は一切必要ありません。
ある程度、内気を感じ取れるようになると、自ら気功に没頭していく方が多いのも特徴です。
イメージとしては早く動いたり、激しく動いたりしたほうが気が高まり安いように感じる方もいるかもしれませんがそんな事は決してありません。
この「静的な動きが主流である」という点が、少林内勁一指禅が誰にでも取り組みやすい功法であるポイントと言えます。
実際、気功師養成基礎講座の受講生の年齢層は10代から60代と幅が広く、女性の受講生は男性よりも多いのが現状です。
この点は他の流派と大きく違う、実はとても重要な点であるとも言えます。
また、最近では気功を武術に活かしたい!という方も大変少なくなってきております。
これが、今の時代に求められている気功の姿であり、気功が注目を集めるようになった最大の要因と言えるかもしれません。
20数年前・・・・
私が気功を始めた時には考えられない事です。
当時は、
「私は気功を実践しています」
などと言えば変人扱いされ敬遠されたもの。
しかし、現在では気功は何も恥ずかしいものでもなければ、特殊な世界でもありません。
この強力な時代の変化を私は身をもって体感した一人です。
実は私の元には、今まで数十社に及ぶ出版社から、気功に関する本の出筆依頼が来ております。
しかし、それら出版社の執筆依頼を今まで何度となく断り続けてきました。
その理由は・・・
本では、確かに表面的なテクニックやノウハウをお伝えすることは可能かもしれません。
しかし、本では気功を実践する上で最も肝心の日々の練功が実践できるとは、長年の私の経験から、とても不可能であると確信していたからです。
私の元には書籍などで学んではいるものの、どうしても身につかず、気功をしっかりと学びたいという方が全国各地からいらっしゃいます。
その中には外国人の方も多数いらっしゃいます。
しかし実際彼らの練功を見てみると、ただの気功体操でしかない場合が良くあります。
しかも、正しい手法で行っていない為に、偏差という気の触れた状態に陥っている方もいました。
気とは、誰にでも存在するものです。
これは絶対です。
しかし、この気を自ら鍛錬していくには、正しい手法で実践しないと、偏差と言う(わかりやすい表現で言うと気功の副作用)症状が現れることを、知っている方は少ないのです。
これは、私が勝手に言っている事ではなく、何千年も昔から明確に言われている事実なのです。
これらの正しい、方法を伝授していくには、やはり実際にお会いしていくしかない・・・
という思いがあったのです。
しかし、少林内勁一指禅二十代として、治療系の気功が時代に求められている今、出来る限りの事は実践していかなくてはいけないという責任を強く感じております。
今後、気功師に求められるものは、気功治療の実践だけではありません。
独力で自らが、自分の気を高める方法を伝授する。
この、自分で行うという気功指導が求められてくるのは確実です。
気功師になる為に大切な事は、まず自分自らが体内の気をコントロールできるようになる事です。
自分の気を感じ取れない人が、他人に指導できるはずもありません。
そして、この気をコントロールできるようになるには、一にも二にも、練功を実践するより方法はありません。
「気」は誰でも必ず感じ取れるようになるものです。
しかし、この気を感じ取れるようになるスピードには個人差があります。
3ヶ月ほどで気を体感できる人もいれば、1年以上かかって初めて気を感じ取れるようになる受講生がいるのも現状です。
この、気を感じ取れるようになるまでに時間がかかる為、日々の練功を継続して行うことが難しいのが気功習得までの最も厚い壁とも言えるかもしれません。
しかし、しっかり日々の練功を継続して実践すると必ず気を感じ取れるようになります。
この壁を乗り越えてはじめて、自分の体内の気を感じられた時の感動は言葉では表せないインパクトがあります。
私もそうでしたし、受講生も皆感じている事です。
気功を実践するには、知識やテクニックよりもまず、
自分の内気を感じとる!
これが第一ステップであると断言します!
その為には、「日々の練功の積み重ね」という、地道な努力の継続は避けて通れないのです。
練功指導をしていたある日、気功教室の受講生から
「教室のない平日にも自宅で練習を出来るようにビデオを撮ってもよろしいですか?」
という質問を頂きました。
確かに、教室に来ている時は、皆さんしっかりと最後までやり遂げることは出来ます。
しかし、気功の習得には繰り返しますが、日々の鍛錬である練功が基本です。
教室と同様の練功を自宅で実践するには、経験上とても困難であることは理解していましたし、気にかけていた部分でもありました。
そこで、実際に教室で行うレッスンをビデオにとってお渡しする事を考えるようになったのです。
これならば、書籍では成し得なかった、私が最も心配している練功の実践が可能かもしれません。
また、東京近郊に住んでいない方、そして教室に通う時間的余裕のない方にも影像を通しての指導が可能になるかもしれません。
私が気にかけていた普及活動としての効果も含め、この事はとても大きな意味をもつようになりました。
そして実際、長野県在住の方が、遠い中、通ってきていたということもあった為、私はこのヒントから本格的に影像を通しての気功の普及活動を考えるようになったのです。
しかし、実際に全ての項目の内容をまとめるとなると、膨大な量のボリュームになってしまいます。
また、指導中の映像では、私が受講生の元を動き回っている為、各ポイントを細かく説明していくことが出来ません。
要点だけをまとめて短時間にまとめるようでは、それこそ書籍を断り続けてきた意味がありません。
作るからには、しっかりと毎日の練功が実践出来るものが大前提!
そして、難しい言葉を並べ立てて気功をさぞ、難しい神秘的なものに見せるような事はせず、
映像に合わせて実践することで
誰もが自然に正しい気功が身についていくもの
そんなわがままな物に仕上げていこうと決めていました。
このような経緯から、企画制作されたのが本気功師養成基礎講座です。
当初、予定ではDVD2枚組による、基本部分の習得に徹底した講座に仕上げる予定でした。
しかし、これからの時代の需要、そして何より本物の気功を少しでも多くの方にお届けしたい!
という思いから、指導者として指導すべき内容を全て盛り込む事に急遽変更しました。
教材は、まず私が「基本的な動きを部位別に解説」していきます。
その際に、特に重要なポイントについては別途画面上に文字が入り、よりわかりやすく把握出来るように構成しました。
そして更に、正しい型で実践出来るよう、「私が実際に練功している映像」を加えております。
これで、
「これから気功をはじめてみたい!」
という初心者の方から、
「本格的に気功を学びたい!」
という方までしっかり実践出来るような内容に仕上げることができました。
また、ここまで全ての内容を公開したのは、実は私の年齢的な問題もあります。
私は、年齢の割には元気ですね・・・
とよく言われますが、やはり70代となり、しっかりと今後の事も考えなくてはいけない年齢に達しています。
私には少林内勁一指禅二十代としての責任として、気功の普及活動、そして指導者の育成、更に二十一代の継承と、大きな使命があります。
しかし、その為にはやはり、正しい気功術の習得が必要となります。
そして正しい気功を学び、正しい訓練を続けていくと・・・
必ず一度は、壁にもぶつかったりやる気が無くなってしまったりもします。
そんな時、一人でその壁を乗り越えることは非常に困難です。
ただ、テキストを見て練習する・・・
このような形態の講座では、本質的な気功の普及活動とは言えないのです。
そこで、私はこれらの今後訪れるであろう問題を事前に予測して今回講座を提供するにあたり、マンツーマンのサポートをお付けすることを決断しました。
しかも数ヶ月ではなく、受講期間を通して行うサポートです。
しかし、このマンツーマンサポートという特典は今後あまりにたくさんの方が受講された場合、自分の首を絞めてしまう事にも成りかねない為、実はお付けするべきかについてかなり悩んだ特典でもあります。
これは、あくまで
売りっぱなし・・・
という、通信講座にありがちな形態を避けたいという、私なりのプライドと善意からお付けする事を決めた特典なのです。
これは、自信がなければつけられない特典であることはご理解頂ける事と思います。
自信がなければ質問などをされる事を恐れ、絶対につけるはずのない特典です。
しかし、特典を付けるからには、しっかりとその役割を果たすのが私の義務であります。
しっかり対応する為、そして購入していただいた方へ万全のサポートを維持する為に事前にお伝えしておかなければならない点ですので必ず事前にご了承下さい。
本講座は、南少林内勁一指禅の気功技術を一歩づつ学習出来る構成になっております。
しかし、どんな講座であっても実践しなくては成長はありません。
当たり前の事ですね。
また、治療系気功術として伝統・歴史を重んじる南少林内勁一指禅ではありますが、
などのように誤解をされている方は受講をお断り致します。
では、ここからは具体的な内容についてご説明していきます。
少林内勁一指禅という流派について、少しずつ理解が深まってこられたと思います。
では、ここからは具体的に本講座では
●どのような技術を習得していくのか?
●3大カリキュラムの流れはどのようになっているのか?
という点についてご説明していきます。
まず少林内勁一指禅の功法は大きく2つの功法に分けられておりまず。
本講座では、この2つの功法を順にゆっくりと学んで行く構成になっております。
では、この2つの功法をわかりやすくご説明致します。
【本流功法】
この本流功法は、内気の高まり方が比較的早く、ハードな気の高まり方をする功法です。
本流功法は少林内勁一指禅のカリキュラムを一定期間行い、基本を身に付けた後、少しずつ各々の目的に応じて実践していきます。
【分流功法】
分流功法は、本流功法に比べ、内気の高まりがソフトであり、少林内勁一指禅をはじめるスタートとして取り組んでいく功法となります。
気功師養成基礎講座ではまず、理論の学習にはじまり、実技を通してゆっくりと技の基本形を身に付けていきます。
そして、この分流功法でしっかりと基本を身につけてから、徐々に前述しました本流功法を実践していく流れとなります。
尚、本流、分流は難易度が異なりますが、だからと言って、本流が上、分流が下ということはありません。
むしろ、指導をする立場の場合は、初期段階に学習する分流功法を自らが正しく理解し実践できることが重要と言えます。
少林内勁一指禅の教えの中で、特に厳格に定められている事。
それは、正しい姿勢で、かつ正しい順番で練功を行う事です。
このように、順を追って気功を習得していく構成になっているのは、気功の危険要素である「偏差」という現象を起こさない為でもあります。
偏差とはわかりやすくご説明すると、練功の際の副作用と言えます。
気とは、ただ高めるだけでなく、高めた気を正しくコントロール出来なくてはいけません。
この気の扱い方を誤ると、いわゆる気の触れた状態に陥る可能性があります。
少林内勁一指禅は動きはゆるやかながら、その働きは練功を重ねるにつれ非常に大きく働くようになっていきます。
これは逆に言えば、正しい方向に働きかけなくては、力が大きい分危険も大きいと言えるのです。
その為、偏差に対しては細心の注意が必要です。
と言っても、教材では教材のカリキュラムに沿って学習する事によってこの偏差を確実に防ぐように構成していますのでご安心ください。
三大気功である少林派気功の一番の素晴らしい点。
これは、間違いなく呼吸と言えます。
通常、人間及び動物は、口や鼻からの呼吸、そして皮膚からの呼吸をしています。
しかし、この少林派気功術が熟練してくると、全身に張り巡らされた経絡(気の通る通路)に点在する経穴からの呼吸も徐々に行われるようになります。
「経絡」及び「経穴」とは針治療の世界や、武術の世界では急所や、圧痛点の存在として知られております。
あなたもおそらく一度は経絡という言葉を耳にしたことがあると思います。
東洋医学の世界では生命を維持していく為に必要なエネルギー(気血)の流れる通路として経絡の存在の定義と体系化を、はるか昔から、研究され続けている存在でもあります。
しかし、この経穴からの呼吸というものは、初心者の方にはイメージが沸かないものです。
これはまず何よりも経絡自体が目に見えないものであるという点。
そして、日本では経絡・経穴という言葉自体が聞きなれない存在である事があげられます。
ですから、今は「体のつぼ」(正式にはつぼとは異なります)のようなイメージで思って頂いていても構いません。
講座ではまず経絡内の内気の存在を体感出来るようになる事を目指して学習していきます。
気功を実践する以上、まず何よりも、正しい方法・順序で自らの気をコントロールできるようにならなくてはいけません。
ここで、ただ体を動かしているだけでは、ただの気功体操になってしまいます。
講座では、この経絡に存在する「経穴(けいけつ)からの呼吸」に関する学習を開始していきます。
また、具体的な経絡の部位、役割などについても気功を実践しながら学習していくようになっております。
これは、ただ単に経絡・経穴の名称だけを把握するのではなく、自らが意識して実践しながら取り組んだほうが、本当の意味であなたの勉強となる為です。
私はあなたに、名称だけを覚えて偉そうに難しい言葉を並べ立てる気功師になってほしくはありません。
続き⇒講座はステップアップ方式
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◆少林内勁一指禅とは?
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